未開の心地よさ
Lim Chu Kang通りをご存じだろうか。シンガポールの北西部一帯を縦に走る道路だ。
通り一帯は開発から取り残されたような疎外感を味わえる、経済成長至上主義社会で暮らす心理的ストレスから解放してくそうな場所だ。(実際は取り残された一帯ではない)
この道路から大きな墓地に行くことができる、この墓地は2013年にカンヌ映画祭で新人監督賞を受賞したシンガポール映画『Ilo Ilo』のワンシーンに出てくる。
(理路整然とした配置が安らぐ!?ネットから借りた写真、映画とは関係ない)
脇道に入るとシンガポールっぽさと対極的なものを目にすることができる。
(写真の両側の建物は鶏舎)
軍用の滑走路を拡張するため墓地とLim Chu Kang通の一部が整備されるニュースを知り発作的な衝動に駆られ墓地なんて行きたがらない嫁を説得し週末にドライブに出かけた。
ランチはここで【Bollywood Veggies】
墓を見たせいかその日の夜に嫁は怖い夢を見た。墓は日本のっぽくないので俺は全然平気だった。嫁よすまんかった。